弊社ニッコーのプランは、塗装が必要な箇所を外壁に限らず全て塗ります。塗る箇所が多い建物は、よりお得です！外壁の他、こちらのお宅では、軒天・雨樋・戸庇・瓦水切り・格子・雨戸・戸袋・玄関木部・油タンクなど全てコミコミです。

せっかくの外壁塗装では、色にこだわりたいですね。今回お選びいただいた色は、日塗工番号「75-20D」"ミッドナイトブルー"に近しい色味です。JISの色彩規格では、ミッドナイトブルー＝「ごく暗い紫みの青」とされています。真夜中の青と形容される、ほとんど黒に近い青色の事で、濃紺よりも暗い色です。破風や樋などの白色と相性が良く、とても素敵に仕上がりました。

最初に相談されたことは、外壁が意匠サイディングで色あいが気にいっているためクリア塗装をしたいとのことでした。ですが、よくよく外壁を診断すると下地の傷みが進行しておりクリア塗装だと汚れや傷、色落ちなどが塗膜の上から透けてしまうことを説明させていただきました。現在の外壁色に近い塗板をつくり施主様と壁にあてながらお話したところ、ご納得いただき通常の外壁塗装をすることになりました。最終的な仕上がりも気に入って頂けました。今後も弊社では短期的な計画ではなく、長寿命住宅を考えたご提案をさせていただきます。

モルタル壁にヘアークラックが複数ありました。ヘアークラックとは、幅0.3mm以下、深さ4mm以下の髪の毛のように細いひび割れのことをいいます。ひび割れの幅が狭く深さも浅いので、シーリング材を塗り込むだけで隙間が埋まり、モルタル外壁に密着します。シーリング材は防水性があるため、モルタル外壁に密着すればひび割れのなかに雨水は侵入しません。また、弾性があるため、建物の動きに追従してひび割れの拡大を防ぎます。弊社のプランには、この様な下地補修もコミコミになっております。

店舗兼住居の外壁を塗装しました。窯業サイディングの色は従来通りにし、アクセントの金属サイディングの色を焦げ茶に変更しました。