軽量鉄骨造サイディングの正面・西面の劣化が著しく、下地補修を丁寧に行い施工しました。仕上げは、ファインシリコンフレッシュを使用し、がらりと雰囲気を一新しました。ご希望通りの温かみのあるお宅です。屋根も同じく劣化が進んでおり、合わせて改修を行いました。当社標準施工のタスペーサーで縁切りを行い、雨漏りの心配もなく、これからも長持ちする家になりました。

築7年経過での施工でしたので、大幅な補修は行わず、塗装工事が中心になりました。一番気になっておられたのは、白い壁の”汚れ”でした。軒天がない造りのお家は、どうしても雨垂れや苔の汚れが目立ってしまいます。また、真っ白の壁に木部の格子とジョリパッドの壁面がとても映える外観でしたので、格子部分や、ジョリパッドの塗装も合わせて行いました。真っ白い壁を長持ちさせるために、ニッペファイン4Fセラミックを使用し、ジョリパッド面は、ジョリパッドフレッシュで仕上げ、風合いを蘇えらせました。超低汚染のフッ素は、白い壁をきっと長持ちさせてくれることでしょう。

外壁色では使用頻度が少ない色を、今回使用しました。渋い緑色×黄土色（木部）が、とてもよく似合っています。既存箇所と増築箇所が、素材・劣化共に異なっていました。一部サイディングの取替え、模様合わせ等を行い、痛みの多い部分もありましたので、丁寧に下地補修・調整したのち仕上げました。

築年数10年経過した、デザインサイディング面を”ニッペUVプロテクトクリアー”で仕上げました。その他の面は、”ニッペファインシリコンフレッシュ”でホワイトへ塗り替えをしました。デザインサイディングとのコントラストが、より一層映える施工に仕上がりました。屋根塗料には「遮熱シリコン」を使用し、縁切り方法として、当社標準施工の『タスペーサー』を取り付けました。早めのメンテナンスで、美しいお宅をより長持ちさせることが出来ました。デザイン（高意匠）サイディングのクリア仕上げは、経過10年以内がおススメです。

今回外壁塗装面は、すべてマスチックローラーで仕上げ、上品な和風住宅になりました。
少し明るめの付帯部と黄みがかった外壁の色がよく合っています。