外壁塗装の補修工事とは?「浮き部」について
2020年7月15日
補修工事シリーズ今回は、「浮き部」です。「浮き部」とは、コンクリートやモルタル・タイル面等が劣化し、躯体から浮いて空洞化している状態です。放置していると壁が剥落する危険のある部分です。浮き部の調査は、テストハンマー等で直接壁を叩き、音で判断します。外壁改修工事の際は、この「浮き部」を適切に処理する必要があります。今回は、浮き部の補修方法の中の1つ、アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法についてです。
1.テストハンマー等で打診し、浮き部の状況及び範囲を外壁にマーキングし、アンカーピン位置及び本数を図面化する。
2.ドリル等を用いてアンカーピン挿入位置に穴をあける。
3.開けた穴の中を掃除する。
4.注入ガンを用いてエポキシ樹脂注入剤(ボンド)を1穴づつ注入する。
5.注入したボンドが乾かないうちに、ステンレスピンを差し込む。
6.ボンドで穴をふさぐ。